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適応障害になりながらも半年以上仕事を続けた元営業の僕が会社を辞めるまでの経緯とこれから【筆者の体験談】

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僕は適応障害という心の病気になりながらも半年以上営業の仕事を続けました。

早々に上司やマネージャーに相談して仕事量を調整してもらっていました。

どのように相談して最終的に退職に至ったかをお伝えします。

発症するまでの経緯

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営業だった僕は2年目の4月から嬉しいことにたくさん受注を頂けるようになりました。

僕の扱っていた商品は毎週締め切りがありましたので、僕にとって毎日毎日が「タイムリミットがあるから急がなきゃ」という気持ちで仕事をしていました。

人に頼るのが苦手だったので基本的に自分一人で全ての業務を行なっていました。

毎日22時くらいまで残業していたと思います。

売れ始める前も残業ばかりしていたのでほぼ1年くらい22時退社でしたね。

 

家に帰っても「明日はあれやらなきゃ」「ああ、あれやるの忘れた」と仕事のことばかり考えていました。

身体を休めるという気持ちになかなか切り替えることができず、毎日緊張状態で全然寝付けず、朝もとても早い時間に目が覚めてしまっていました。

 

そんな生活が4ヶ月くらい続いた頃に、慢性的な頭痛と耳鳴りが始まりました。

僕は偏頭痛持ちなので「いつものやつかな?」と思ったのですが何日も治らないというのは初めてでした。

頭痛は脳神経外科に行き、MRIの検査をしましたが異常無しでした。

肩こりから来てる可能性があると言われ「確かにな〜」と思いました。

また、耳鳴りがするのは初めてで、母や妹が耳が悪く、僕も悪くなる可能性があるためすぐに病院に行き検査を受けましたが聴力等に全く異常はありませんでした。

 

夏休みが来てしばらく休めば治るかなと思っていましたが、休みが終わり働き始めると相変わらず症状が続いています。

 

症状が出ながらも普通に仕事を続けて1ヶ月が経った9月、とてつもなく仕事が増えました。

営業目標達成率200%弱という数字を作り、色々な賞を頂きました。

忙し過ぎて何をしていたかあんまり覚えていません。

毎日が「時間との戦い」でした。

一つだけ覚えているのは9月の途中から立っているのも辛いくらい頭痛と耳鳴りの症状が強くなったことです。

 

上司に相談する

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10月に突入しても僕はまだ忙しく、症状は悪化しているなと感じました。

朝起きても頭痛がひどく、午前休をもらうことが増えていました。

このままではやばいと思ったので思いきって上司に相談することにしました。

 

めちゃくちゃ緊張しました。

「自分の症状のことを伝えたらどうなってしまうんだろう」、「僕は働き続けることができるのだろうか」などいろんな不安がありました。

でもその不安より、健康になりたいという気持ちが少しだけ勝ったのでありのままを伝えることができました。

 

少し前から頭痛と耳鳴りが出ていること、営業の仕事・特に新規開拓がしんどいこと、立っているのも辛いくらいに症状が悪化していることを正直に伝えました。

「どうしたい?」と聞かれたので「新規開拓を辞めて既存のお客様との取引だけをしたいです」と伝えました。

上司がマネージャーに相談してくれ僕の要望は通ることになりました。

今思い返すととんでもないわがままを言ってますね。

これを受け入れてくれた上司には感謝しています。

 

仕事量を減らした

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僕は新規開拓というメインミッションをストップしました。

新規開拓が一番エネルギーを使うのでやりたくなかったのと、新規の電話がけを使用すると胸が苦しくなるんです。

結構重症でした。

 

僕の目標は新規開拓をしないとなかなか達成できません。

ですので、僕は目標を達成するためにまたまた頑張ってしまいました。

新規開拓を辞めても忙しさ自体はあまり変わりませんでした。

 

症状は少し楽になった気はしましたが、完全に良くなるものではありませんでした。

僕は「営業」という仕事に対して「適応障害」の症状が発生するようです。

 

産業医へ相談し心療内科に通い始めた

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マネージャーから会社と契約している産業医と相談するのを勧められ、面談をしました。

そこで初めて「適応障害」という病気を知りました。

適応障害については別記事でまとめています。

 

産業医の勧めで心療内科へ通い始めました。

始めは家の近くの病院に行ったのですがあまり信頼することができず、

少し遠いですが有名な病院へ変えました。

 

精神安定剤と睡眠導入剤を処方されて飲んでいました。

睡眠導入剤はすごく良く効き、ぐっすり眠れるようになりました。

精神安定剤は効いてるかな〜という感じで、あんまり効果を感じれず、飲む回数が増えて行きました。

 

精神安定剤の強さが強くなってきて、このままでは薬に依存してしまうのかなと不安に思うようになりました。

 

気になる周りの目

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僕が新規開拓を辞めたことを上司は知っていますが普通の社員は知りません。

どう思われているんだろうと不安に思うことも増えました。

 

また、新しく行動数を可視化するというプロジェクトがスタートしたのですが、どうしてもそれをやりたくなかったので僕だけ特別に外してもらいました。

全営業の名前が書いてあるのに自分の名前がないので「なんで名前無いの?」と聞かれることもありました。

上手く答えることができず、しんどかったです。

 

大怪我を負って入院、それでも働く

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仕事量を減らしてもなかなか回復の兆しが見えず、4月からどうするかまた話しあおうと上司に言われ、どうしたらいいんだろうと悩んでいました。

そんな時に事件は起きました。

右足首の骨を2箇所骨折・人体完全断裂という大怪我を負い入院・手術することになりました。

原因は泥酔してカラオケボックスの廊下で激しく転んだからです。

何もない平らな場所で転んだだけなんです。

ほんっとダサいですよね(笑)

 

多分神様が「もう働くな」と言って折ってくれたんです。

ありがとうございます。

 

即入院・即手術でした。

入院しても会社用の携帯電話とiPadを持っていたため、

病院のベッドの上で死ぬほど仕事をしました。

手術をした週が営業している商品の売りの山で、この週のためにずっと前から仕込んでいたので大変でした。

今まで営業してきた中で一番売上高が高かったのがこの週でした。

 

お見舞いに来た友達は、ベッドの上で仕事している僕を見て

「気持ち悪い」と言っていました。

 

入院したくらいでは休めない身体になっていました・・・・・。

 

休職スタート、がしかし・・・

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全治4ヶ月くらいの大怪我を負ったため、マネージャーから「頭痛や耳鳴りのこともあるし2か月ほど休職したらどうだ」と提案され、休職することにしました。

退院後は在宅で仕事をしていたので、そのまま電話で引き継ぎをして休職となりました。

 

これが上手くいかなかったのです。

電話での引き継ぎでは細かい部分まで引き継ぐことができず、

電話やメールで対応しなければいけないことが多かったのです。

 

1日に何回か携帯電話とiPadを開きチェック、必要があれば対応する。

また緊張状態が始まり、頭痛と耳鳴りは悪化してしまいました。

本当は休めるのに働き続けてしますんです。

 

復職する日も決まっており、

これで復職したらまた元に戻ってしまうのではないかという不安に駆られるようになりました。

本心では分かっていたのです。

復職したら絶対に悪化すると。

辞めた方が良いのだと。

 

それでも答えが出せないまま時間だけが過ぎて行きました。

 

人との出会い・ブログとの出会い

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入院・休職中にたくさんの出会いがあり、ブログとも出会いました。

近所に大学時代の友達でかぜとなれというブログ運営している、

はやて(@hayate_cwrkh5)が住んでいてお見舞いに来てもらったり、

退院を手伝ったりしてもらいました。

 

はやてはペーターズというカフェバーを運営していて、一緒に運営しているはなうた横丁というブログを書いているブロガーのしみさん(@shimi_yurutabi)に初めてお会いしました。

しみさんがブログスクールの生徒を募集すると聞いて、休職期間中で時間もあるしやってみようかなと思って応募してみました。

そこでブログをスタートしました。

 

書き始めてみるとすごくブログが楽しかったんです!

僕は文章を書くことがとても好きなんだと気づきました。

広告代理店で培ったマーケティング力も活かせますし。

何より自分の書いた文章がお金になるってすごいと思いました。

 

たくさんのフリーランスの方々にお会いしました。

みなさん自分のやりたいことに真っ直ぐ向かっていてカッコイイと思いました。

そんな姿を見ていたら、僕も自分のやりたいこと・好きなことをとことんやっていきたいと思うようになりました。

 

僕は会社を辞めることを決めました。

 

退職

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僕は会社を辞めることを皆さんに報告しました。

「もっと一緒に仕事をしたかった」「だいちは他の営業と違って本当にお客様と向き合っていたからもっと売れたのに」と嬉しい言葉を頂きました。

ああ、健康だったらなと後悔しそうになりましたが、皆さんの言葉を真摯に受け止め、また元気になって遊びに来ようと決めました。

 

退職の挨拶ってエネルギー使うんですね。

帰った後倒れこむように寝ました。

 

これから

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これからは旅をしながらブロガー・ライターとして活動しようと思っています。

僕はほとんど旅行・旅をしたことが無くすごく憧れていました。

「この人生やりたいことを全部やる」の第一歩が「旅」です。

日本で行きたいな〜と思っているところにまずは行きます。

釣りも好きなので実家に帰って釣り三昧な日々も送ろうと思ってます。

 

ライターとしての仕事ももらいました。

ブログとは違った「文章を書く」は新鮮でした。

 

日本中回るよ!と言ったらウチに泊まりなよと言ってくれる友達もたくさんいました。

めっちゃ嬉しいです。

 

 

不安はないの?

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なぜか不安はありません。

前は何に関しても不安ばっかりだったのに、

今はワクワクが止まりません。

 

退職して、自分の人生を自分で決めたという感覚があります。

だから今は自信がそこそこあるんです。

なんか不思議ですね。

 

最後に

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「適応障害」という病気のことをこれからも発信していきます。

同じ状況で苦しんでいる人を少しでも助けることができれば幸いです。